その場にいるということ。

ひとりごと

ライブに行ってきました。

久しぶりに、ライブハウスに行ってきました。
Zepp Naogoyaです。
コロナが流行る前は、割と頻繁にライブを観に行っていました。
そんな私も、いつの間にか配信ライブに慣れてしまっていた今日この頃。

約1年半振りのライブは、会場の空気感も、気持ちも、以前とは随分異なったものでした。
この1年半の間に起こったことが、こうまでも今までの常識を塗り替えてしまった。
そのことに戸惑い、嘆きたくなりつつ、それでもこうしてアーティストと同じ空間で観れる喜びを感じずにはいられません。

Zepp Nagoyaだけれど、全席指定で2階席まで。
隣との椅子に間隔もなく、きっと1席ずつ空けて座るんだと思っていましたが。。
隣の席にもお客さんが座り、触れ合うくらいの状態。
この状態に、若干の居心地の悪さを感じてしまう今の時代。
本当に…今までなら席もなかったし、ぎゅうぎゅうと触れ合いながら観ていたはずなのに。

それでも本当に、みんなちゃんとルールを守り、声を出さず、拍手で応えます。
自分もその1人なのだけど、団結感というか、なんかすごい。って思ってしまうのです。
ライブの始まりは、まだどこまでどうしてもいいものなのかわからず、みんなジッと観ていたのだけど。
時間が経つと共に、
「ぁ、その場で音楽にノッても良いんだ。拍手も笑顔も、OKなんだ!」
とわかったかのように、段々と会場に一体感が生まれて。

いつもなら、一緒に歌ったりする所も、手をあげてノリノリで応えるだけ。
でもね。なんか、聞こえてくるんです。
みんなの、一緒に歌う声が。
今までのライブでの記憶が蘇るのか、確かにはっきりと、脳裏に聴こえるの。
その感覚に、なんか感動するのです。

今まで当たり前だったことが、変わることを余儀なくされている。
チケットはスマホの中に。
入場に検温消毒。
アルコールの提供はなし。
ライブハウスなのに規制退場。
声を出さないで。

皆で協力し合いながら、新しいカタチを作り上げていく。
今まで出来ていたことを、これからもやれるように。
ずっと禁止なんてならないように。

コロナ禍での初ライブ観戦は、純粋にライブを楽しむところまでいかなかったけど…
それでも久しぶりの、心に響くギター音と歌声。
やっぱり何よりも、ライブで聴く音楽は最高です。
本当に開催してくれたことが、何よりも嬉しいことでした。

hanaregumi527
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