散歩するなら森の中がいい

ひとりごと

近頃、少しでも時間ができると、名古屋市名東区の猪高いたか緑地に出かけている。名東区と長久手市にまたがるこの公園は、広い森と山道があり、山好きの運動不足解消には良い。膝のリハビリにもなるのではないかと思っている。笑

今年、桜が散った頃にこの場所を知って、「街なかにも良い自然があるもんだなー!」と興奮して毎日のように散歩に通っていたのだが。日に日に暑くなって、蛇が出ると聞いて、ハエが多くなって…パタリと行かなくなってたけど、再開である◎

久しぶりに訪れた公園は、すっかり秋の様子。どんぐりがあちこちに落ちて、落葉した葉っぱを踏みながら1人歩く。ここは近所の犬の散歩コースにもなっているみたいで、めちゃくちゃ楽しそうにはしゃぐ柴犬もいれば、ちょっと不似合いに怯え気味のトイプードルもいる。笑
週末には家族連れが多くいて、皆静かに秋を楽しんでいる様子。

散策コースは何ヶ所かあって、一周30-40分程のため池コースを歩いたり。棚田があり、先日は束ねた稲を稲架掛け真っ最中だった。

まるで合成のような写真

ハンノキ湿地も、とても街なかとは思えず好きな場所。

猪高緑地縦断コースは、猪高緑地の尾根筋を辿って、南北に縦断するコース。片道40-60分のこのコースは、公園の中では上級コースのようで、出会う人は少なく、通い慣れている人か、トレランのトレーニングな人たちが多い。

展望デッキもあり、長久手の街並みを見渡せる。天気が良いと、御嶽山も見えたりする。

さらに北から南へ進むと、名古屋市で2番目に大きい親鸞山の山頂(標高111.6m)に知らぬ間に辿り着いたりする。笑

先日はここで、ホウキで落ち葉を掃くおばちゃまに遭遇した。行きにお見かけして挨拶をして、帰りも落ち葉を掃いてたから、思わず話しかけてしまった。そしたら話が止まらない。この緑地公園の話や、嫁いだ頃の話など教えてくれた。

嫁いでからもう50年、この森に通っているって。万博からこの辺の自然は変わったって。サルも出たことがあるよ。今でもたぬきはうちに来るよ。前はここには牧場があったんだ。シルバー皆で活動してるからだいぶ歩きやすくなって、若い人も歩いてくれて嬉しいよ〜。って。

こういう出会い、楽しいんですよね。時間のある時は、つい話しかけてしまいます。いろんなことを教えてくれるこんなおばちゃまがいるから、また愛着湧いて通いたくなる。土地にも関心が湧いてくる。

「また会えるの楽しみにしてまーす!」って別れたのだけど、普段は朝の5時とかに散歩しているらしく。この日はホウキを新調したから、試し掃きをしていたらしい。また、会えるのかしら。笑

そして今日は、近くの幼稚園の散策に出会いました。小さな子たちがみーんな、「こんにちは!」と行って通っていくもんだから、可愛くて。もう何回挨拶したかな。笑 

散策途中で拾ったどんぐりや大きな葉っぱ、セミの抜け殻…を、自慢げに見せてくれながら、森の中を楽しんでいる様子。よく見ると、皆の名札が枝を輪切りにした木製でした◎素敵だな。

そんな素敵な出会いのある猪高の森。そのうち顔馴染みとかできるのかな。

いつも、ひっそりと佇む井堀の大クスに挨拶して帰ってくるようになりました
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