【カスタマイズギター】貝のインレイと、サイドの穴埋め 編

つくること

F-ROOTSにて、リペア&カスタマイズされたギターが、オーナーさまの元へ!

今回のギター、私はヘッドのインレイと、サイドにあいていた穴埋め(エレアコの為)をさせていただきました。

インレイ

ヘッドに元々入っているパーフリング(装飾)に沿って、アバロン貝を埋めていくという作業。

彫刻刀などで溝を掘って、ひとつひとつ合う形に形成、埋めていきます。

おおまかに塗装をとったヘッド部分

まっすぐのようで、緩やかなカーブだったり、先端なんてかなりのRが効いています。どうしたものか…と考えつつ。。

1.2ミリのパーツを作り、埋めていく。なかなか根気のいる作業となりました。

埋め終わった後に、ペーパーで表面を整えて。
ペーパーの番手をあげる毎に輝きが増すアバロン貝たち。

私自身も「おぉーっ!」と歓声をあげた瞬間でもありました。笑

穴埋め

そしてもうひとつの作業はサイド板にあいた穴たちの穴埋めです。

エレアコのため、サイドに大きな穴と、ビス穴が数カ所。10箇所くらいあったかな?

とりあえず、サウンドホールから手を入れ、内側から穴周りに板をあてました。

その後、サイドの凹んだ部分にも材を補充。表面をペーパーがけして凸凹をなくしたら、私の任務は完了です◎

この2つの作業後、今度は佐野さんの手により、塗装工程が行われた模様。
ボディは一度完璧に塗装を取り、再度黒く色付けされ、エレアコの穴跡は消え、ヘッドのインレイ部分も塗装されることでさらに輝いたようです。
私も完成を観てみたかったなぁ。笑

いつか、どこかで拝見できるのを楽しみにしていようと思います◎

このギターはその他にも、リペアを沢山したみたい。
オーナーさまも喜んでみえたとのことで、私も嬉しくなりました。

ありがとうございました!

このギターの完成写真は佐野さんのブログに。

このように、F-ROOTSにて、主にカスタマイズパーツの制作などさせてもらっています。
興味のある方はF-ROOTSにお問い合わせしてみてくださいね。

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