この記事は、2009-08-07にアメブロに掲載した過去記事です。旅の記録として。
さて、ガイドさんに言われたトラム乗り場まで歩き、3Bに乗ってかもめ食堂の最寄り駅、viiskulmaまで向かうはずでしたが、どんだけ待っても3Bなんてトラムは来ません。
あっちの乗り場かも…と向かっても、3Bなんてない…。
ぇ~っ!?ととりあえず地図を見ながらお店の方向に歩いてみることに。
…
…
なんだかんだと最寄りの駅まで歩いてしまった…。
今地図を見直してみると、どうやら何度も見かけた3Tというトラムに乗れば良かったみたいです。
3Tと3Bは山手線のようにヘルシンキ市内をグルグル回っている環状線で、TとかBは右回りとか左回りみたいなもの。
ガイドさんには3Bと言われましたが、きっと見つけたトラム乗り場では3Tがviiskulma方面だったんでしょうねぇ…。
viiskulma停留所付近に着き、ここを曲がって、間違えたかも?ってくらい歩くと左にKAHVILA SUOMIがあるはず…。
少し上り坂で、暑いしよく歩いたし、ぜぇぜぇ。。
あったー!!
かもめ食堂発見です!
お客さんは誰もいなくて、とりあえずメニューを見る。
まだランチタイムだったので、ランチの説明を受ける。
ちゃんと日本語のメニューもありました。
このお店は映画とは違い、フィンランドの郷土料理のお店です。
トナカイ食べれないかなぁ?と密かに思っていたのですが、トナカイってなんて言うの?
と思っていたら!
日本語メニューにトナカイ煮込みの文字!
即決です!
レジの前、一番奥の席に座り、店内を見回す。。
映画の時とはだいぶ内装違います。
かもめ食堂の時の方がカワイかったからそのままやればよかったのに…と内心思いつつ。
私達が来てから、お昼時でもないのになんだかぞろぞろとお客さんがやってきました。
日本人女性1人だったり、夫婦の観光客、地元の人でにぎにぎ。
と、トナカイの煮込み料理が運ばれてきました!
量が多いだろうと思い、2人で1人前しか頼んでないのですが、ちゃんとそれぞれの器にわけてくれている!
すごい親切です。本当にこれ、0.5人前?と思いながらも、頂きま~す!
味は、とても美味しかっです!
ちょっと濃いめの味付けで、付け合わせのマッシュポテトによく合う。
ドリンクはセルフサービスで、自家製ビールなんてのを飲んでみました。
冷たく冷やしてあって、ビールというよりは、ビールが出来る時の途中過程である麦汁の味。
甘くて炭酸はなく、ほのかにビール?な感じでした。
なんで麦汁の味知ってるかというと、ビール工場に見学に行った時に試飲したことがあったからです。
満腹に加え、歩き疲れた我らはしばらくだらりとしてました。
人が増えて来て、スタッフも2、3人奥から出て来たり。
と、そこになんだか見覚えのあるような顔の笑顔の素敵なおばさん。
帰国後、かもめ食堂を再び見ていたら、最後の方のシーンで、お客として登場してました◎
なんとなく、覚えてるもんですねぇ。
帰りはJOHANNA GULLICHSENのお店へ。
アールトデザインのファブリックを織ることを唯一許されているテキスタイルブランドです
お店の奥には機織り機があり、試作してました。
ここではとってもかわいいけど、とっても高いので、小さいポーチを購入♪
帰りは是非ともトラムで楽したい…と思っていましたが、工事中もあってかなんだかややこしくて。
こっちかなぁ?と向かった停留所で地元のおじさんがどこいきたいの?と声をかけてくれました。
ここで大丈夫。と言われて一安心。
歩いても行けるよ?と言われたけど、疲れているからと言って同じトラムに乗りました。
おじさんありがとーう!
街をぷらっとして、国立現代美術館KIASMAにも行ってみました。
展示ルームが何カ所にも別れていて、今どこをまわっているのか…全部を見たのかよくわからない…。
展示内容もイマイチわからない…。併設のカフェもトイレもなんだか汚かったのが残念でした。
建物自体は面白いのになぁ。
ついに明日はもう帰国の日。ホテルに戻り、荷造りをします。
スーツケースに入りきらない…。
気分転換にホテルのレストランで絶品アイスを食べたり、バーでチキンとビールを飲んだり。
外のテーブルは満席で、地元の人のように外でビールを飲むことが出来なかったのが残念。
しかし食べ物はとても美味しかったです。